這個夏天有異性~Summer Breeze Of Love~

9月はなんとTwins(ソロ含む)の日本未公開作品が7本も放送されています。Twins初出演映画から、最近の作品まで彼女達の歴史を噛みしめ中(笑)

這個夏天有異性~Summer Breeze Of Love~ 2002年香港

Twins共演映画は13作品ありますが、この作品が記念すべき第1作になります。
ちなみに2010年現在までで、彼女達が出演した映画は、一人での出演も含めると54作品。(追いつかんorz)

出演は蔡卓妍, 鍾欣桐, 王 傑, 徐天佑
監督は 馬偉豪

とにかくTwins共演作品はハズれがない。ハズれがないというと語弊があるかも。
ハズれがない=全ておもしろい というのとは違うから。

ツインズ・ミッションにしてもツイン・ローズにしてもバグミーテンダーにしても(他も)お世辞にも良作とは言い難い作品。
それでもわけのわからない満足感をいつも与えてくれます。なんなんだろ・・・この力は・・・

1作目となる這個夏天有異性も、演技は粗削りながらもとてつもない破壊力を発揮してました。
みずみずしくて、愛らしくて・・・ずっとドキドキしっぱなし。

簡単なあらすじ。
阿sa演じる琪琪と阿嬌演じるケミーは夏休みに初めての恋人を作ろうと約束する。
そんなある日二人は琪琪の父親が出場するバスケの試合でそれぞれ恋に落ちる。
プレイボーイのフォンに恋した琪琪。年の離れた中年男性ダニーに恋したケミー。
しかし、ダニーは恋に臆病なあまりケミーを振ってしまう。傷心のケミーはあまりの辛さに琪琪に会いに行くが調度その時フォンから呼び出しの電話がかかってくる。
友達が失恋中だから、今日は行けないという琪琪だが、フォンはケミーも連れてくれば良いと二人を誘う。
クラブでフォンに会う二人だが、琪琪以外の女性といるフォンを見たケミーは琪琪に遊ばれているだけだと忠告する。
琪琪を想って言ったケミーだったが、そのことがきっかけで二人はケンカをしてしまう。

琪琪の誕生日の日が近づき、友人達の中でケンカしているケミーだけがパーティーに呼ばれない。
仲直りしたい二人だがきっかけが掴めず誕生日の日が迫ってくる・・・・そしてそんなある日・・・。

っていうのが大まかなあらすじでしょうか。琪琪のお父さんやその恋人、琪琪に密かに想いを寄せるケミーのお兄さん等脇役キャラも絡んできます。

それにしてもとにかくひたすら阿saと阿嬌が可愛すぎる。メロメロです。

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あの手この手を使い積極的に相手に近づこうとする姿も全力突進。
偶然を装って会いに行ったり、なんとか電話番号をゲットしようとしたり、相手からの電話をひたすら待ってみたり・・・。
なんとか自分のペースを保とうと駆け引きしようとしている琪琪だけど、その実「恋している」のが全身から伝わってきてしまう。
一方のケミーは、駆け引きする気もなく好き好きオーラを出しっぱなしの超直球女子。

演じる阿saと阿嬌の表情がとにかく愛らしくて愛らしくて・・・・。
「世界に中心は自分たち」っていう10代のガールズパワーが生々しい程に出ていた気がします。
女の子だらけの中「やらせたの?」なんてトークが出たり・・・。道端にいるダサイ男にイタズラしてみたり。
友達とトラブルになっている男の子の家に乗り込んでケンカすることも。

そんな、「女の子の時間」を超等身大にTwinsが演じてくれちゃってるんだからキュンが100個あっても足りん(笑)

一夏の恋を描いたこの作品ですが、個人的に一番好きなのは後半で二人がケンカしてしまう描写。
自分でケミーを誕生日に誘わなかったのに、ケミーから「おめでとう」の電話がないから寂しくて思わず電話をかけちゃう琪琪が可愛すぎます。

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クライマックスはケンカしたままばったり二人が会ってしまうシーン。
気まずくてすぐ別れちゃうんだけど、ケミーが恋しくて泣いてしまう琪琪@阿sa。(←阿saに意地っ張りの役とかやらせると破壊力高すぎます)
そんな琪琪の気持ちを知ってか知らずか、戻ってくるケミー。 ←このシーンが素敵すぎるのです。

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ケミーと仲直り出来ずに落ち込んでいる琪琪@阿saの表情も、優しく戻ってきてくれるケミー@阿嬌の表情もとっても素敵。
Twinsは初期以外はケンカもしないって阿嬌が言っていたけど、ケンカした時の仲直りってこの映画通りのイメージです(笑)
阿saが落ち着くのを阿嬌がずっと待ってあげて、阿saが「ゴメン仲直りしよう」ってボソッと言い出したら、阿嬌が「ケンカなんかしてたっけ」とか笑ってあげてそう←完全なる私の妄想世界です(笑)

阿嬌は良く考えてから物を言うけど、私は思った事をすぐ言って人を傷つけることもある。だからそういうところを直したい By 阿sa
衝動的な阿saと(当時)良く物事を考えて発言するおっとりした阿嬌の素の対比が劇中でも良い感じで出ていた気がします。

はぁ・・・いずれにせよこの仲直りシーンは超ドツボでした。 意地張っている阿saが可愛すぎるんだもん♥

二人の演技について。
二人ともこれが初演技ではないから、粗削りではあるけど「まったく出来ない人」ではないという感想。
それどころか阿saに関しては、演技なのか素なのかわからない表情や動きだらけでびっくり。
マイワイフ18の時も思ったけど、こういう役をやった時の阿saは役とのリンク具合が半端ないです。
ただここでおもしろいのがイコール演技が上手いという感想にならないところ。「わー演技うまいわぁー」って思った事が阿saにはあまりないから。
この人の場合MTVなんかでやってるリアリティー番組を見ているような感じに近いかも。(ラグナビーチとか)

阿嬌は表情が若干固い気もしたけど、言わずもがな可愛い。

とにかく「可愛い」を100回言っても足りない映画(照)

ツインズエフェクトから入って、エフェクト2とか、ミッション、ローズで彼女達がツボに入れば、間違いなくこの作品にはキュンキュン出来るはず。
初共演作品から自分たちのカラー全開だったとは・・・・さすがです♪

挿入歌の眼紅紅が流れる度に胸が熱くなりました。 復活コンサートで大人になった姐さん達がこの歌を歌う姿が本当に本当にとっても素敵なんです。
初恋のほろ苦さを等身大で歌う当時のTwinsと、初恋のほろ苦さを振り返るスタンスで歌う今のTwinsの対比は個人的にたまらないものがあります。

余談だけどTwinsの初期DVDを見て「Twinsの歌はちょっと・・・」って思った人!!!! 最新ライブDVDの二人のクオリティーは当時とは比べものになりませんぜ!!!
最近初期DVDのアイドル優等生っぷりを見てちょっとびっくりした私なのでした(苦笑)

以上。ファンの下等すぎる感想でした(笑)

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