ハッピー・カラーズ を最後までみて、陳意涵について、むさ苦しく語る。

ハピカラ完走いたしましたー。

先の展開が気になるとか、廃人になるという類のドラマでは決してないのだけれど、のんびり気楽に見られるドラマでした。

陳意涵に関して感想なぞ。

主人公カップルって、お互いの不安要素を埋めあう関係であることが多い。わかりやすく陰と陽の関係だったり、力学が見える。でもこのドラマはそれが無いのね。

優秀な生徒会長の男の子と、一生懸命で可愛い女の子が恋をするという構成になってる。 「当たり前じゃん!」という話なのよ(笑) それが気楽に見られる所以なのだけれど、だからこそ真ん中のカップルは割を食ってる印象でした。

周りが美女と野獣だったり(葉莎莎×華仔)、チャラ男×優等生(凌桀×温雪)だったりする分、真ん中はそうせざるを得ないバランスだったんでしょう。でもアイビーちゃん目当てで見てる私としては、自由度が少ない役なのは残念でした。

魅力的な役というのは、誰かに対してのバランスだけではなくて、自分の中のバランスとも戦える。 凌桀を例にとればチャラい部分と愛に飢えてる部分を引き合ってバランスを取ってる。

ただ、アイビーちゃんが演じた紅果はそういう引き合いがまったく0なので、演技者として、色んなアプローチをする楽しみは失われてた気はします。 はっきり言ってつまらない役だと思う。 台湾偶像劇というジャンルそのものがわかりやすい力学で成り立っている分、余計に つまんねーなーと思いながら見てましたよ。 でも台湾偶像劇をトレースして彼女を見るのは、彼女を過小評価していることと同じだから、私はあえてアイビーちゃんには「もっとあなたなら面白くできたはず!」ということを言いたい。

つまらない役だし、余白の無い役だったけれど、まだまだこんなもんじゃないでしょ!と言いたいっす。 でもそれは、アイビーちゃんだけでなんとか出来る問題じゃなくて、演出家さんだったり、劇作チームの遊び心がないとダメなのよね。 だから、彼女の都合の良さだけじゃなくて、不都合な部分にも目をむけてくれるクリエイターに出会ってほしいなーって思います。

んで、なんてこんなにアオタがむさ苦しく意味不明に語りだしてるかっていうと、最終的にこのドラマで一番、心惹かれたのがアイビーちゃんだったからなんですよね。 こんなつまんない役に、踊らされるのも正直癪ですが(苦笑)陳意涵おもろいなーって思わされちゃいました。

たぶんトータル的なバランスを考えると、一番面白いのはボーリン君が演じた凌桀か、馬思純ちゃんが演じた温雪だと思います。 私もラスト3話ぐらいまでは、メインをほったらかしにして、二人のラブラインをメインに見てました。 本当にツボな二人です。

ただ、非凡と紅果の関係が気まずくなったあたりから・・・アイビーちゃんに鼻血。 「なんて夢とあなたどちらかを選ばせるのよ?私はそんなこと望んでない」 とか言い出した時には、もう・・・・・ブヒブヒ状態ですたわ←キモス。

確かに強気な役を演じてるアイビーちゃんが好きなのは認めるのですが、そういう趣味趣向を差し置いても、人生の岐路に立たされたり、誰かと真剣に向かってる時の紅果は小手先じゃない陳意涵が見られました。(でも、本当に瞬間的なものだから、多くの人に届くもんでもないんだろうなーとは思うのですが 汗)

GW-06983

箸の持ち方や、歩き方、くすぐったそうに顔に触れる仕草、笑い方。瞬きの回数・・・本当に色々考えて作りこんでるなーって思った。 アイビーちゃんが出演した全ての作品を見てるわけではないけれど、私の少ない知識の中でも、紅果の仕草はアイビーちゃんの元々の仕草ではなくて、あえて生み出してるものだっていうのはわかる。 凄いのは全編通してそれを貫いてるところ。 1話や2話だけではなくて、1話から30話まで、紅果の瞬きの仕方を通してた。陳意涵の瞬きではないのね。

だけれど・・・、あるとき紅果の瞬きでは演じきれない瞬間がやってくる。

陳意涵の瞬きになった瞬間・・・・やっぱり一番面白かったなー。 かっこいいことを言いたいとかそういうことではなくて、本当にかごの中の鳥が飛び立つ瞬間をみたような気がした。

作りこむことを放棄したときの陳意涵はやっぱり面白かった。

あー狭かったなー、って思った。 籠の中で、出来る限りのことを全てやろうとしてたけれど、私が見たいのはそういうんじゃなかったなーって。

んでもって、今後同じように狭い環境で演技をしなければいけない機会が沢山巡ってくると思う。 でも、そういう時はその中で全力で羽ばたこうとするのは違うのかなって。 それは「つまらないとか、わざとらしい」と受け取られかねないもの。

多くの視聴者と俳優さんは一期一会。だから、箸の持ち方が「違う」ことには気付かないと思う。しっかり頭使って演技していても、それが適切でなかったばっかりに、世の中の多くのやりすぎ女優達と同列扱いされるのは、私は癪です。

台湾の若手俳優さんの多くは自分の感性のみで勝負しなければいけないから本当に難しいなーって思う。 でもだからこそ、私はこんなに愛でてるわけですけどね(/▽*\)でもある程度のステージまで上がったら、誰かの手によって感性をとりあげちゃってもいいと思う。

あー、すんごい、盲目的でつまらなくて、どうしようもないことを言ってるのはわかってるんですが・・・あまりに歯がゆくてね。 正直、電影「愛 LOVE」でのアイビーちゃんの使い方にも、どうなのよ?って言いたい私だったりするので、ちょっとそういう鬱憤がたまり過ぎてるのかも(笑)

だから花様にすっごーい期待してるのです。 小時代の方はあらすじを見て、「ふ~ん」ぐらいしか気持ちが動かされて無いんだよな・・・トホホ。 まぁ、おもろそうだから、チェキする予定ではありますが。

結局のところ陳意涵っていう女優が世の中に溢れるヒロインというものに、ピッタリ合い過ぎる(合うように見える)のが難しい。

これは、自論だけれど、依晨(アリエル・リン)やレイニーよりも、絶対公約数な気がしてます。 いやいや、それは無いよ!って反論がありそうだけれど、私はそう思う。

というのも、中国映画週間でアイビーちゃんを始めてスクリーンで見てこう思ったんですよ。「ズルいなースクリーンでも映えるんだ」って。 これは日本で言うと、宮崎あおいちゃんとか、蒼井優ちゃんあたりに通じるズルさなのよね。

人気だけじゃなくて、スクリーンでも映えるし、可愛いし、演技に真面目だし。 本当にクリエイターにとっては都合が良過ぎる。 でも都合が良過ぎて、もがくチャンスが損なわれてるんじゃないかな?って。

依晨の、ドラマには出ないっていう報道の流れだったり、レイニーが刺青に出演した流れだったり、そういう必要なもがく過程ですら奪われちゃってるんじゃないかなーって。 痞子英雄以降のキャリアが順調すぎてしまうが故に。

偶像劇じゃないフィールドで頑張りたい っていう、ここ数年色んなところでみかけてきたシチュエーションが彼女の場合は不要なんだろうなって。 そういう意味ではシンデレラガールなのかもしれないけど。

でももがくべきなのに、もがく必然性がないってのも、これはこれで問題なのかも?

自ら、一石を投じる必要がないっていう部分が私の中で絶対公約数だと思う所以。

スキビみたいな、お荷物を背負わされたりしながらも、LOVEだったり、花漾にも出てる身軽さが 彼女の凄さであり強みなんだろうなー。 でも、陳意涵っていう女優はすんげーおもろいんだから、もがいて、自分で石投げ込んで、コンチクショーこんなところで終わらせてたまるかー みたいな過程を踏む機会があったら、ますますおもろいなって。

売れっ子であることは時に難しい。 と、思う。

こんだけ、記事幅割いても、「ファンになりたいよー」とか試行錯誤してるなんて、ワロスwww でもまだ自分の中での積み重ねが上手くいってないんですよね(泣)花漾に期待なり!

いいわー♥ いいわー♥

以上 まとはずれモードでした。 は、ハピカラの感想とかまるで書いてないwwww

URL :
TRACKBACK URL :

*