就是要你愛上我(王子様をオトせ!)1話~7話を見た

このドラマの骨格は「同居×社内恋愛禁止令」

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◇ストーリーライン(役名ではなく、演者名で記載)

思いでの残る実家を買い戻したアーロン(役名:齊翼:チーイー)。しかし、そこには家賃を前払いしている雪芙が住んでいた。出て行けと言っても頑なに出て行かない雪芙(役名:亮亮:リャンリャン)。最悪の出会いをした二人。
しかし彼らの縁はこれだけではなかった!なんと!アーロンが社長に就任した会社に雪芙が社員として勤めていたのだ!。
「仕事に恋愛を持ち込むな!」と言い、就任当日から「社内恋愛禁止令」を発令するアーロン。突然だされた禁止令により結婚寸前だった雪芙の友人カップルは破局をむかえる。なんとか禁止令を解かせようと知恵を巡らせる雪芙と友人達。そして彼女達は「社長が社内で恋をすれば禁止令は解かれるはず!」と考える。その日から雪芙の「王子様をオトせ!」作戦が幕をあける!

みたいなことです。 社内恋愛禁止令を宣言している当の社長が、社員である亮亮と同居しているという、ドキドキ設定。

しかし……

冒頭部のヒロインに魅力がない!

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私は郭雪芙溺愛の身ですが、それはさておき、1話~3話までは、まったくもってヒロインに魅力を感じません(笑)むしろ、一番苦手なタイプのヒロイン。ギャンギャンうるさいし、自己中心的だし、意味不明だし、社員であるヒロインが社長に何のためらいもなく食って掛かる描写はまったくもってリアリティーがない。しかも演じる雪芙さんの演技もさえていない。

ただし、冒頭で描写されるヒロインのキャラクターは、3話ぐらいまでのものです(笑)かなりトゲトゲしくて、イカれた感じの少女として描かれていたはずなのに、話数が進むと(少なくとも6話以降は)「元気で明るくて、純粋だけどめちゃくちゃドジ」という王道のヒロイン像に近づいていきます。(クレイジーであることは変わりませんが)

で、結局何故冒頭部分にこんなことが起こるか?
それは、破綻している初期設定をごまかすために、ヒロインのキャラクターを破綻させているからです。

「同居×社内恋愛禁止令」の骨格を説明するにあたって、ヒロインが家を出て行かないというのは重要なポイントになります。しかしこの説明部分でヒロインは「気に入っているから!」と言ってのけるのです。

引っ越し費用まで負担すると言っているのに、ヒロインが出て行かない理由(しかも出て行かず男との同居を選ぶ)が「気に入っている!」からというのは、正直芸が足りない(汗)ヒロインのキャラを暴走機関車にすることによって、スルーしているのです(笑)ギャンギャン吠えさせてごまかしている。

つまり「あれ?辻褄があわないぞ?」という部分を「彼女はクレイジーガールだから」ということで、説明しきっているわけなのです。強引すぎる。

雪芙さんの演技も「バカらしい」と批判されていたようです。しかし、ストーリーにご奉仕させられているキャラが魅力的に見えないのは仕方のないこと。これはライター側の責任。

なので、雪芙さんの演技が軌道に乗り始めるのは5話ぐらいから。亮亮のキャラもそこから安定します(笑)

そして「落とすはずが落とされた!」の日版歌い文句通り!王子様に落ちてしまった後の亮亮@郭雪芙はどんどん可愛くなっていきます。 冒頭部に可愛くないのが逆に作用していると思うなー。つまりヒロインとして帳尻があっていくわけです。
ちなみに、ストーリー後半でシナリオにご奉仕させられるのは男主格の齊翼なんだよね。優柔不断な男性になってしまってたわ。それもライターの責任(それはいずれ)

長々と書いてきたけど、1話ー7話の感想をば。

前半部のゴチャゴチャしたストーリーは、この際どうでもよくて、やはり初めて齊翼を男として意識するシーンがとっても胸キュンです。

それは「無意識の嫉妬」。他の女の子とハグしている姿を見て、心がチクリとする。王道の描写だけれど、散々クレイジーガールを描写してきたために、ヒロインのチクリとする乙女心が栄えます。

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「…社長が、女の子とハグしてる……?」

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そして、落すはずが、自ら落ちてしまうのです。

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「あれ?なんでこんなにドキドキするんだろ?」

非常におもしろいなーと思うのが、恋に落ちた描写以降、ヒロインの可愛らしさがどんどん振り切れていくことです。「恋する女は綺麗になる」というのが演技に反映されている。
冒頭部であまり魅力がなかった分、そのコントラストが非常に目立ちます。それは演じている郭雪芙の中で「ただの女の子」から「恋する乙女」に演技がシフトチェンジしたからでしょうね。
雪芙ちゃんは笑顔と真顔との落差がそもそも非常に激しい女の子なので、切ない表情をさせたら、素晴らしいものがあります。(それを磨けば、本当に素敵な女優さんになれると大期待してるよ(/▽*\))

やはりこういうイノシシタイプのヒロインが「あれ?私恋してる?」と立ち止まる描写は可愛いね。うん。

1話から7話はドタバタコメディーなのですが、ようやく恋に落ちて、これからが期待大!というところです。

布哥について

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女の子が恋に落ちる相手としての「説得力」がすさまじい亞綸哥です。振り切れたビジュアルは当然のことながら、当人様からこぼれ出る「優しいオーラ」故なのだろうなー。給愛麗絲的奇蹟ではシナリオがあまりにも雑すぎてもったいないなーと思ったので、この作品がそれなりにヒットしてうれしい。

ツンデレと一言に言ってもそれは様々。ジョセフ@入江だったり、グンソク@テギョンだったり。 同じところにカテゴライズされていても、それぞれアウトプットするものが異なるものですよね。

亞綸哥がアウトプットしたツンデレは、包容力があって、激しく悶絶しました。あぁ、私も一応女子だったのだねということを確認(笑)

それ以外の描写について

このドラマ、とってもキュートなのだけれど、とにかくストーリーの積み立て方が雑。見るタイミングを間違えると徹底的につまらない作品になってしまうかもしれない。あまりにもご都合主義なシーンばかりで、噴き出してしまうことも多々。

EX:ヒロインが企画書を作る時にたまたま両親がプレゼン相手のコーヒー農家と古くからの知り合いだったなどなど。

全編通してそれ!雑でご都合主義なシークエンスが目立ちすぎるぞ!!

ただし私は「気楽で、ラブシーンのかわいいドラマがみたいなー」と思っていた時に出会ったので、とっても楽しんで見れました。

あの性悪女ビビアンを演じていた郭雪芙が、今度はこんな役をやっているんだ!というだけで、コントラストが楽しかった。あのドリームガールズのショートカットの子がこんなにおもしろいのかぁぁぁぁと、宝物を見つけた気分なのです。

何度もくどいけど、「良い作品に出会うこと」より「自分の琴線に触れる演技者に出会うこと」が私にとってはドラマを見る重要なポイントなので、私にとってはこの作品はなかなかのヒットだね♪

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