桃色気分になりたい奴集えー
みたいなドラマだと思う就是要你愛上我。8話から10話を見た。
8話から10話までは
・溺れてる亮亮を齊翼が救ったり
・風邪引いた亮亮のために齊翼が看病してあげたり
・社内で同居がバレて齊翼が亮亮をクビにしかけたり
・誕生日嫌いの齊翼のために楽しい誕生日会を亮亮が開いたり。
・齊翼をこっぴどく振った女嘉愉が登場したり。
という流れです。(雑かっ!w)
凄い雑になってしまったけれど、そもそも連続した大きな流れがあるドラマではないのです。内緒で同居してる社長とOLの心が近付いていく様を存分にお楽しみくださいというドラマ。
同居から同棲になっていくプロセスをキュンキュンしながら見れば良いのです!。とにかく主役二人がとっても可愛いので、その可愛さに乗れさえすれば、ドラマの雑さには目をつぶれます。ただし、乗れないとこのドラマはキツイだろうなーとも思う(苦笑)
8話から10話の何が素敵か?そのポイントは2つ。①同居している二人の生活感が漏れ出ていること。②情が生まれてお互いの絆が深まっていくこと。です
生活感だだ漏れパート
ex深夜にホットミルクを飲むシーン
トイレに起きた時や水を飲もうとして深夜にバッタリ家族と遭遇なんてことは日常茶飯事ですが、齊翼と亮亮だって深夜に同じ時間を共にすることがあります。で、こういうちょっとしたシーンが可愛いのです。齊翼のオンとオフの髪型の違いもポイント。
それから冷蔵庫にどれぐらい食材が入っているか?だったり、「外灯はつけておくね!」「早く帰ってきてね!」というセリフだったり、「他人は家に入れるな!」という説教だったり(あんたらだって他人じゃないんですか?♥と、視聴者にツッコミを入れさせたり)生活を共にしている者同士ならではの会話が本当にキュート。同棲カップル的会話を繰り広げながらも、実際の関係は上司と部下であるという歪さに胸をくすぐられるわけです!
この時点で雪芙さん的には「齊翼のことは大好きだけど、その気持ちに亮亮は気付いていない」という解釈で亮亮を演じているので、視線は恋しているけど、行動にはまだ反映されていない段階です。でも「齊翼が気になるなー、なんでだろ?」というヒロインの心の機微をとっても可愛く演じられてると思うよ。(←盲目)とにかく亮亮が齊翼に向ける「視線」の質が6話以降(初めて嫉妬するシークエンス以降)まったく異なってくる。
郭雪芙の視線特集
ね?恋してる視線でしょ?
無意識に恋する視線の表現が秀逸。彼女は「螺絲小姐要出嫁」で薇安を演じている当時から、こういうことが出来ていたから、演じる人物の解釈がとっても上手だと思うなー。
演技力は頑張ればある程度つくけど、役の捉え方はセンスだから、こういうセンスが高いのが本当にうれしい。対する亞綸哥も6話以降は部下に対する視線ではないものを向けてる。微笑むわけではない。だけど視線が「守るべき存在としての亮亮」を物語るのです。給愛麗絲的奇蹟の時にも思ったけど「目の表現」が亞綸哥も得意だよなー。だから齊翼と亮亮が無言で見つめ合うシーンは本当に良いのです。
そして生活感だだ漏れの極め付けは・・・・
帰りの遅い亮亮が心配で外を覗く齊翼のシーン。何これ?かわいすぎない?
そして9話で元カノ嘉愉が登場
嘉愉ちゃんは、モブキャラすぎて考察する価値の無い悪女ちゃんで残念。私は意地悪キャラも大好きなのだけど、嘉愉は無いなー。そもそも3年前に自分から振ったのに、当たり前のように齊翼に弁当を差し入れるあたり「頭どうかしてませんか?」と言わざるを得ない。悪女キャラも後悔したり、心揺れてないとね。
ただし嘉愉がこのドラマの「一番おいしい」部分をシンプルに説明してくれる人間であることは確か。
結局このドラマの何が一番面白いかと言えばそれは「齊翼」のキャラクター設定なんですよね。仕事も出来て、几帳面で冷徹な1面を持つ若き社長なのだけれど、こと「恋愛」に関しては「純朴な青年そのもの」です。一途だし一生懸命。でなければ3年も嘉愉を引きずらないでしょ?
回想シーンで描かれる嘉愉に対する一途すぎる愛情表現だったり、3年間引きずり続けたエピソードだったりが、齊翼の「純粋」な一面を表現してくれてます。もっと言えば「恋愛には擦れてないんだね」という可愛らしい一面を切り取ってくれてる。
つまり、完璧な社長の裏には純粋な少年が潜んでいるというコントラストなんだよね。対するヒロインの亮亮も純粋すぎる女の子故に、オフィスラブものなのに、スクールラブのような純粋な恋愛パートを味わえます。
ということで嘉愉さんありがとーなのです。それにしても嘉愉のどこが好きだったのかなー???? 変な女に引っ掛かってしまっている当たりも齊翼の純朴さを表しているような気すらします。
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