ハーバークライシス<痞子英雄>~あえてカットシーンから語る!消えたヒロインを探して~

<この記事は映画ハーバークライシスのカットシーンについて、ウザく語っている記事です。そのためハーバークライシス本編のネタバレをがっつり含みます!>

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ノンフィクションの可能性は無限だ! そう大学時代に教わった。 確かにその通りだと思う。空も飛べるし、時間旅行だって出来る。なんて素晴らしい世界!!

が、しかし唯一「つじつま」という物にだけは制限されてしまう。 自分のことを棚にあげて怒り狂っている上司を見ると、よほど空想世界の方が辻褄にはシビアだとすら思う。

手元にあるカード。それこそ、手札の中には極上のジョーカーもある。しかし「つじつま」によってどうしても手札のすべてを見せられない。それが今、痞子英雄シリーズが抱えるジレンマだと思う。

監督が語る、今後の構想が「映画版の続編」だという点からもそれが伺える。

さて、ドラマ版の3年前を描いた「ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1」を見るにあたって、私はあるおかしなw目的を持っていた。それは「切られなかったカードを探す!」こと。 こんな風に書くとちょっとかっこよく聞こえるのだけれどw 実際のところ、ドラマ版のヒロイン陳琳にお熱なだけなのです。w

陳意涵(アイビー・チェン)が演じた痞子英雄のヒロイン陳琳ですが・・・実は出演したのにも関わらず「全面カット」されております。Oh!NO嵐 最初から出ていなかったのではなく、削られてしまったわけなのです。

過去を描く以上、陳琳をメインストーリーに乗せられないのは止む負えないこと。 なんとか脚本上試行錯誤したけれども、公開時間の都合によって削られてしまったようです。

じゃあ、削られた陳琳さんは映画では果たしてどうやって出演していたのよ? というところが、陳琳にお熱なアオタの最大関心事なのであります。←絶対おかしいw

そして、間違いなく出演していたであろう2シーン(それ以上あったのかもしれませんが)の内、1シーンに関しては、ストーリーも含めた妄想解析に成功いたしました♥

アオタが「♥マーク」なんか使ってテンション上げまくったって、そもそも賛否両論分かれる陳琳さんですからw 大して興味がない方の方が多いと思います。が、ヒロイン陳琳には好意を持っていない方も、ジョーカー陳琳には好意を持ってくれるかもしれません。

そう、ドラマ版で小馬や、双子弟がジョーカー役を担ったように、映画版では陳琳姉さんがジョーカーだったのです!!!(妄想解析)

さて、「陳琳カットシーン」を語る前にまず「日本版カットシーン」について語らなければなりません。というのも、日本では台湾版から数十分カットされたものが公開されています。そしてそのカット部分に陳琳さんがいるのです。

日本版カットシーン

日本版でカットされてしまったのは実はこの方の登場シーンです。

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インション(英雄)を裏切ったダーフーが一緒に逃げようとする謎の女性。

でも彼女っていったい誰なの? ダーフーの恋人? チョイ役だよね?

ところが、彼女、チョイ役なのではなくそのバックボーンが日本版ではすべてカットされてしまっているのです。

彼女の名前は杜小晴。ピアノバーのマスターであり、ダーフーの兄貴分三連会西派組長↓の情婦なのです。

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ダーフーが組織の金を横領して一攫千金を企んだのも、組織から足を荒い、小晴と一緒に西派組長から逃げるため。

日本版ではそのあたりの描写がすべてカットされてしまっているために、ダーフーの小物感が強調されてしまっているような気がします。

自己中のポンコツに見えるダーフーですが、彼にもそれなりの理由があったんですよ・・・・(汗)だから、ダーフーを守ろうとして死んでしまった子分にも、彼を逃がしたいと思う強い気持ちがあったのです。

さて、小晴とダーフーのストーリーは物語の中盤に登場します。

アンジェラ・ベイビーちゃん演じるファン・ニンを取り逃がし、英雄とダーフーが情報局から追われる前後のシーン。 ダーフーは英雄に頼み込んで、小晴に最後の挨拶をしたいと言う。英雄が許したのは5分。

そこで、ダーフーは組織の金を横領して失敗したこと。そしてそれは小晴と一緒に組織から足を荒い、逃げるという自分の夢のためだったことを告げる。

「なんてバカな男。私は他の男の情婦なのよ!(意訳)」と泣きながらダーフーを怒鳴りつける小晴。

しかし彼らに時間はなく、情報局がピアノバーに突入してくる。

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そして英雄とダーフーを逃がすためたった一人で情報局を相手にする小晴。


そして小晴の助けを借りて逃げ切る英雄とダーフー・・・

という一連の萌えシーンが日本版ではバッサリやられてしまっているわけです(泣) (もちろん他のシーンもカットされているんですが(ダーフーの子分二人のストーリーとか)ここではいったん割愛しておきます。)

こういった「ここは俺にまかせろ!」的な描写が痞子英雄は面白いんですよねー。 絶体絶命のピンチに助けてくれるジョーカー。ドラマ版では小馬や双子弟に萌えさせてもらいました♥ そして敵側のジョーカーにもドキドキさせられましたよね!

だからこのシーンを削られてしまったのはとても残念です。ジョーカーの存在が痞子英雄は絶品でしたから。そしてダーフーのサイドストーリーをバッサリやってしまったことによって、痞子と英雄のバランスが崩れてしまった印象。それこそ英雄の一人勝ちに見えました。

陳琳はどこに?

さてようやく本題w(ながっw) 陳琳嬢について。

危機一髪のところで、小晴に助けられた英雄とダーフー。彼女が足止めしてくれなかったら、英雄とダーフーは確実に情報局に殺されてしまっていたことでしょう。そして、3年後、英雄が在天や陳琳に出会うこともなかったと・・・。

ここまでが実際に公開された映画のあらすじです。

が、しかし実際は違うんです。 全面カットされたピースを埋めると本物のジョーカーが浮かび上がってきます。

妄想解析。

情報局員がピアノバーに突入してくる。残されたのはピアノバーの女主人、小晴ただ一人。

「英雄とダーフーはどこだ!」問い詰めるオウ隊長。

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「もう店仕舞いの時間よ。誰もいないのがわからないの?」

一歩も引かない小晴。

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そんな彼女を容赦なく威圧するオウ隊長。

<以下全面カットされたシーン。公開された陳琳情報を繋ぎ合わせてみました>

そして小晴に危険が迫ったその時・・・・オウ隊長の銃に何者かの手が忍び寄る。
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銃を突きつける謎の女。

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小晴を助け。銃をぶっ放す。

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オウ隊長「この女はお前達にまかせた。俺は英雄とダーフーを追う」

情報局員「わかりました」

彼には自信があった。なんといっても、自分は超エリート。情報局の一員なのだ。特殊部隊ならまだしも、目の前にいるのは華奢な女の子じゃないか?あの銃だけなんとかすれば良い。

しかし・・・・・

陳琳

翻弄される情報局員。

「そんなはずはない。この子は何者なんだ・・・・」 薄れ行く意識の中でそう反芻する。

過信? いや違う。

女の子の名前は陳琳。孤独の星に生まれた子。

友達が人形遊びをしている時、彼女は銃を組み立てていた。 銃を手にするとそんな思い出が蘇る。

ホロ苦い思い出?いや、人形遊びになんてどうでもいい。

しかし彼女は知らない。幼いころから手に馴染んだ銃が、ある青年を助けたことを。

そして3年後、彼が・・・。

いや「彼ら」が、自分を孤独から救い出してくれることを。

一方、英雄は、陳琳の出現など知るよしもなく、ただひたすらに逃げていた・・・。

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盛り過ぎ?(爆笑)アオタなりに、カットシーンを妄想解析してみましたw 当初公開されていた予告の一部と、公開された写真がソースです。アオタのオーバーヒートした脚色はさて置いて(苦笑)流れとしては間違いないのかな?と思っています。

いやぁ~、萌えさせてくれるわ!こんなおいしいシーンをカットするなんて監督あんまりだよ(号泣)

否両論ある陳琳姐さんですが、ドラマ版痞子英雄が好きだった人にはたまらないシーンだったのではないでしょうか。しつこいようだけれど、痞子英雄はこういった「ジョーカー」の切り方が絶品だったからです。

思いもよらない助っ人がピンチの時に助けてくれる。 思いもよらない人が黒幕だった。etc

もちろん映画版でもそれは引き継がれておりましたが、陳琳が全面カットされたことからもわかるように、こういったシーンに時間を割けなかったのが現実だったのだと思います。

尺の長いドラマでは、入り組んだ組織図だけではなく、よりミクロな人物図も描けましたが、映画の尺では組織図を描くのが限界だったのだと思います。その代わり、ドラマ版とは比較にならないほどアクションには徹底的にこだわっておりました!

ただ個人的には魅力的なカード何枚もあるのが痞子英雄の良さだと思っているので、当初監督が予定していた、ドラマ2シーズン製作後に映画を一本撮るという形が理想だったのになーとは思ってしまいます。

さて、実は陳琳さんの出演シーンは上記のシーンだけではありません。

陳琳1

こちらも公開された、写真なのですが、衣装が先ほどと違って、ノースリーブなんですよね。だから少なくとも陳琳さんは2シーンには出ていたと思われます。

ちなみに、こちらの袖なしシーンですが、場所は特定できました。 劇中レンガの壁が登場するのは、臨海バーのみ。三連会幹部ユエンの経営する店として登場します。

rinnkai

イスなどの装飾品も一致してます。

このシーンに関しては情報が少ないので分析仕切れてないのですが、繋がるとしたらこのストーリーかな?と思う部分はあります。完全なる妄想なのだけれど、そのシーンも当たってたとしたら萌えるんだ、これがw(ただ、こちらに関しては自信0)

もう少し煮詰めて、記事にしようかなーと思ってます。 この記事長いし(笑)

以上。 陳琳カットシーン特集1でした。(映画ですら陳琳で語ろうとするなんて・・・やっぱりおかしいw)

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  1. 初めまして☆
    最初に首部曲の映画を知って「こんなの台湾映画初じゃない?」と盛り上がり、ドラマの再放送を見始め、半分ぐらいのところで映画を見て、ドラマ完走したとこでもう一度首部曲見た痞子英雄にわかファンです。
    このBlogにはドラマシリーズ半ばぐらいで、「西英に恋愛が足りん!」とググってたとこで遭遇して読ませて頂いてました。アイビーちゃんには酔っ払い演技に惚れました。彼女のカットシーンをネットで漁ろうと思ってたとこなんでこの記事、嬉しかったです!
    私はドラマと映画同時進行だったので、映画は客観的に「娯楽映画で2時間超えってどうよ?」って思ってしまったんですが、それでも小晴の登場シーンは唐突で、もうちょっとアクション2,3カットして人間関係のシーン増やしてもいいかな、と思いました。浩克がもっと何かやってもいいと思うし。陳琳ちゃんが3年後、在天と英雄に初めて会ったときにやったのと同じことをここでやるのは気が利いててよかったのではないかと。
    初コメなのに長くなりました。続きも楽しみにしてるので、よく煮えましたらぜひ!

    • posted by アオタ ウタコ

      >CKさんへ★

      はじめまして!こんばんわ♪ コメントありがとうございます(*´∇`*)

      読んでくださって嬉しいです。

      >「西英に恋愛が足りん!」

      本当にその通りです!!!!

      物語序盤、英雄のために無理してオシャレをした西英ちゃんに、ガッツリ感情移入した身としては、その後西英ちゃんが恋愛パートからフェイドアウトしてしまったのが残念で残念で(泣)監督の話だと、ハーバークライシスの続編を作る構想があるようなので、西英ちゃんが英雄を好きになっていく過程を描いてくれたらなーと密かに期待してます!

      >「娯楽映画で2時間超えってどうよ?」って思ってしまったんですが

      実は私も、長いな~と思った一人です(汗)これじゃあ、陳琳全面カットも止むを得ないなーと思いました。メインストーリーを太くするために、人物描写と、関係描写が少し疎かになってましたよね。私も小晴シーンをもう少し増やしてくれれば、ダーフーと英雄が良い感じで綱引きし合えたのになーと思いました。浩克もドラマを見ていない人からすれば、「意味深な登場だけど、全然絡んで無くない?」と思っちゃいますよね。

      陳琳の「臨海バー」パートは情報が少ないのでかなーり妄想度が高めになっているのですが(/▽*\)煮詰め終わりましたので、また記事にしたいなーと思ってます♪♪

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