放羊的星星(マイラッキースター)総括 下一站幸福に絡めて。

久々、気楽にドラマを見れた気がした「放羊的星星」。
ヒロインの露骨すぎる吹き替えを無視出来ればなかなか楽しく見られるんじゃないかなぁと思います。

調子に乗っちゃうハイテンションヒロインは結構ツボなので楽しく見られました。
もしかしたらこういうイノシシ系は琴子以来かも。

ただし、キャラ的には阿星と琴子は全然違う。阿星ちゃんは暴力的でズル賢いし、天の邪鬼な一面がありますから。
最終話でテンチをボコしてたし(笑)

演じる上でエネルギーが必要なのは共通していると思う。喜んだり、嫉妬したり、怒ったり、泣き叫んだり・・・とにかく忙しいヒロインなのです。
だから日常的な自分のテンションをそのまま役に持ち込んでもたぶん足りない。故に相当作りこんでいる感はありました。(吹き替えなので表情のみの印象ですけど)

放羊的星星を見始めたばかりの頃は彼女が何故慕橙役の候補にあがっていたんだろう?と思っていましたが最終話まで見て納得。
放羊的星星と下一站幸福は骨組みがそっくりなんです。もちろん中身はまったくもって違いますが。

・身分の違い・親の反対・別れ・シングルマザー・数年後の再開・変わってしまった彼・愛の無い結婚etc

物語のキーワードを書き出すと下一站幸福と共通する部分が沢山あります。

結婚する理由は下一站幸福が「復讐」で放羊的星星が「会社のための契約」。
形はやや違えど、「拒絶」の態度を一見取っている主人公がヒロインに実は振り向いてほしくてたまらないという心情描写は共通点。

契約書まできっちり作成し強引に阿星に突き付けておきながら、心では「こんな形でしか一緒にいられないのか」と思っているテンチ。
光晞同様に素直になれないタイプ。

これだけ骨組みが似ていればハナちゃんの事を頭に浮かべるのは当然な気がする。

余談だけど阿星の子供「ニニ」役は慕橙の子供時代を演じている子だったりもしました。
演技凄く上手くてびっくり!

ハナちゃんの演技力を持ってすれば慕橙役もかなりのクオリティーで演じられた気はします。
演劇学科在学?卒業?ってだけあって「こういう風にやりたい」っていう演技プランがしっかり頭にあるんだろうということは演技見ていれば容易に想像が出来ましたし。
「なんとなくやってます」ではないクオリティー。

そもそもドラマ処女作であれだけ出来るってのはやっぱり凄いと思う。

ただしひいき目抜きにして最終的に安以軒が慕橙をやったのは大正解だと思う。

年齢的にもビジュアル的にも声質的にもハナちゃんより安公主の方が慕橙要素がある。

23歳で慕橙を演じるとなると後半の説得力にややかける気がするし、ハナちゃんの泣き方はシトシト系じゃなくて結構激しいから安公主お得意の「可哀想泣き」の方が有利な気はする。(私はチワワ泣きって呼んでますw)

いずれにせよ安公主大好き人間の私には正当な評価なんて出来ないんですがw←結局。

そしてもう一つこのドラマについて語りたい事はこのドラマが日本受けするタイプの作品かどうか。
たぶん日本ウケするタイプではないでしょう(泣)

流星やイタキスよりおもしろいっていう評価が出るのは納得の面白さだったけど、全編通して小骨が喉にささったような違和感のあるドラマでした。いやいや面白いんだけどね。

その最大の理由が「カップルとして並んだ絵に全然萌えられない」という点。

テンチを演じるジミー兄さんは1974年生まれ。対するハナちゃんは1986年生まれ。 12歳差なわけです。

ただし、作品内で描かれるテンチ&阿星カップルは同じ目線で恋をしているカップル。

この違和感が全編通して抜けないのです。

目で見える情報としては年齢差カップルなんだけれど、そういう描写が一切ない。 (例えばテンチが阿星を子供扱いするとか)

阿saとイーキンも何度かカップルを演じているけれどやはり「年の差カップル」であって同じ目線ではなかったはず。(ツイン・ローズはそういうのすら関係なかったけどw)

ハイテンションの阿星はヤングなイメージが必要だから動かせない。そうなるとジミー兄さんが年相応ではなく若目に演じなければいけない必要が出てくる。結果若づくりキャラに見えてしまう・・・。

年の差カップルとして描かれていれば二人が並んでいる絵に納得出来たんだろうけどね。

物語の面白さも重要な要素だけれど主人公とヒロインが並んだ時に「キャー」と言えるか言えないも非常に重要なこと。
絵面になかなか萌えられないと日本ウケは悪い気はするなぁと。

でもストーリーは面白かったのです。本当に。

雑草ハイテンションヒロインは見ていて楽しい。 勘違いしてすぐ不機嫌になったり怒鳴ったり忙しいのも見ていて可愛らしいし。

キュンキュン出来るヒロインが出ていればいいのです♥

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