ズームハンティング(獵豔)

<この記事は管理人が2010年に書いた記事です>

東京国際映画祭でズームハンティングを鑑賞。
あまり期待せずに見たら、これがなかなか面白くて大満足でした。

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サスペンスなので物語の詳細は伏せますが、写真家と小説家の姉妹を主軸にしたお話。

写真家のルーイー(張鈞甯)は偶然写りこんだカップルに興味を持ち、彼らの生活を密かに撮り始める。 彼女にはスランプになっている小説家の姉がおり、「ネタになれば」と姉にもこの話を聞いて聞かせる。
興味本位でカップルの写真を撮り続けるルーイー。しかし彼女は徐々にカップルが自分に無関係ではない事に気付いていく。
そして・・・・

という感じでしょうか。

導演 卓立(チュオ・リー)
出演 張鈞甯(チャン・チュンニン) 朱芷瑩(チュウ・チーイン) 温昇豪(ウェン・シェンハオ) 他

映画冒頭。ルーイーが洗面所の扉を開ける際、その扉が跳ね返ってくる。これはまったくの偶然なんだろうけれど、跳ね返ってきた扉にほんの一瞬「チッ」という表情を見せたチュンニンちゃんの瞬発力にテンションが上がった。
綺麗で上品な姉に対して、妹はガサツ。 そういう違いを理解して演じているように感じた。

今まで私が見たチュンニンちゃんの役の中では一番図太い女性だったかも。(見ていて辛くない役という表現が正しいかな)

ティーチインの時に「暗い役が多いけど、今後は明るい役にチャレンジする予定はあるのか?」という質問に「大人しい(だったかな)イメージのようなのでそういう役が多いけど、実際はこんなに明るいからコメディーにも挑戦したい」
と笑顔で語っていたチュンニンちゃん。実は当初、上品な姉の役でオファーが来ていたとか。ただイメージを変えるという意味と、妹がカメラマン役なので是非カメラマンをやりたい!と妹役を志願したそう。

カメラを構える仕草が良かったことに絡め、役作りの苦労を聞かれると、満面の笑みで「よくぞ聞いてくれた!」のチュンニンちゃん。←完全にハートを打ち抜かれる私。
女優でなければ彼女はカメラマンになりたかったそう。普段は「人の関係」を撮るのが好きと言っていました。(記憶が曖昧なので間違っているかもしれませんが)

温昇豪が演じたプレイボーイに対しては身振り手振りを交え(切り捨てるというそぶり)「無視」すると言っていて爆笑。

映画本編もさることながらとっても楽しいティーチインでした。

いっぱい質問してほしいからと、質問者用にプレゼントを持ってきてくれる心づかいが嬉しい。

自分が思っていた以上に生チュンニンちゃんに興奮してしまったことには驚いた。映画本編での美しさで「キャーやばい」となり、ティーチインでどんどん彼女を好きになってしまいました。

一つには良く笑うこと。大笑いしてたのが凄く印象的。
複数彼女の作品を見ているという質問者に対して、回答の前に満面の笑顔で手を振るのもさすがといった感じ。
お茶目な仕草で当然のことながら観客の温度は上がる。
チュンニンちゃんが通訳を交えたこういう場(映画祭等)にどれだけの機会上がっているかは知らないけれど、きっちり場をコントロールしていて凄いと思った。

とにかく非常に頭が良いという印象。

質問を答える際も自分の中でしっかり区切って通訳さんに「とりあえず今はここまでを訳してください」と合図を送る。

↑これが出来るか出来ないかで場の温度が全然違ってしまう。

某映画祭である導演が1つの質問にたいして熱くなって5分ぐらい語っていたことがあったんだけど、言葉の分からない観客にとってはその5分はテンション的にちょっと難しい時間。

「答え」を少しずつ区切って、「答え」→「通訳」→「答え」→「通訳」 とすることで熱が下がらない。

そういう「区切り」をしっかり自分でコントロールして通訳さんに「ここまで」の合図を出せているチュンニンちゃんがとっても魅力的に見えた。
もちろん回答を区切るということは、「どこまで訳してもらっているか」、そして「その続きの回答」を頭に入れた上でないと成立しない。

もうね・・・大満足でしたよ。私は(笑)

マジで凄い可愛いんだもん←ここまできて結局そこw

挫折したハチクロもこのテンションなら完走出来るかも(笑)

以下 ネタバレを含む感想。

妊娠出来ない身体になってから、作品も生み出せなくなったという描写は非常に面白いと思った。

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