一緒に行った皆様とは「富士山凄かったねー、また来年も来たい!」という思いをシェアし…
心配してメールをくれた友人には「ガイドがイケメンだった♥」とか一報を入れたのだけれど…
ブログにはもう少し突っ込んだことを書こうと思います。でも、シェアした思いが嘘だったわけでは決してない!!!そしてガイドもイケメンだったZE。
負担のかかる旅行記なんか書くつもりじゃなかったのに!!
ポップで楽しい旅行記を書くつもりだったのに!!!!(←そもそも無理w)
でも、元々めんどくさいブログだから、通常営業させてもらいます。
罪滅ぼしに、ハートを並べとく。
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登ってきました。富士山を。
んで、身も心もズタボロになって帰ってきた(笑)
富士山はシンプルで素晴らしいところだった。だけれど、怖い山だったな。
人の手が行きと届いている媚びた自然しか普段目にしていないから、胸がズキズキしたのかもしれないっす。
「また登りたいなー」と軽々しく口には出来ないなーと思った。
「本物」とか「正義」とか「正論」とか「あるがまま」とか、そういうのって凄く素敵で憧れるけど、時々どーしようもなく負担に感じます。
富士山の圧倒的な本物感は雑念と妄想にまみれている私にとって、正直負担だった。富士山に私みたいな不純物がいるって、どうなんだろ?みたいな場違い感。疎外感に似てる。支離滅裂な表現だけれど、そういう風に思った。
花も緑も無い、あるがままの姿をもくもくと登ってると、なんかとっても不思議な気持ちでした。
水分補給と行動食を必死に口にして、高山病にならないために深い呼吸を繰り返している自分は一種のファンタジーだったかも。
飲みたい時に飲んで、食べたい時に食べて、当たり前のように呼吸している日常とは果てしなく違った。
食べたくもないのに、カロリーの高いものを無理くり口にするって普段無いもんね。でも、食べないとすぐ身体に響いちゃうから、必死になってカロリー摂取しました。
にも関わらず、休憩時間にガイドさんのポップでキャッチーな「富士山小ネタ」が繰り広げられるもので、その振り幅についていくのが大変だったなー。
大自然の威厳とバスツアー特有の空気感を行ったり来たりするから、酔いそうになりました(苦笑)たぶんアオタがぶきっちょ過ぎるんでしょうけどw
でも、楽しかったんですよ、本当に。
だけど、最高に楽しいことって、しんどいことでもあるなって感じなのです。八日目の蝉のニュアンスです。(何のこっちゃw)
本物ってしんどい。シンプルってしんどい。あるがままってしんどい。でも最高に眩しい。
だからバランスを取るために、家帰って来て必死に嘘/物語を摂取しました。 飢えてる感半端なかったw
◇
御来光と雲海は本当に綺麗で圧倒された。
これで頂上まで登れていたらさらに素晴らしかったのですが……。強風により命の危険があるとのことでガイドさんから8合目でストップがかかってしまいました。残念無念。
雲と雲の間に自分がいるって、本当に壮観な光景です。
上にも下にも流れる雲があって自分の呼吸の音だけが聞こえる。
「一生に一度は富士山に登らねば」と、何故だか勝手に決め付けていたので、今回富士山にチャレンジ出来て、1つ人間としての目標がクリアできた気がしてます。
そして旅を通してまた色々と考えさせられた。
本当に協調性が無くてね・・・・。団体行動をしていると、自分の悪いところがクローズアップされるようで、くるじいZE(苦笑)
別に人嫌いとか、そういうんじゃないんだけど…というか、むしろ人が大好きなのに、上手いこと表現出来ないんだなー。
でもそういう膿を出すのも登山なのかもしれない。明日からまた頑張れそうです。本当にかけがえの無い勉強が出来た気がしてます。
以上、めんどくさ旅行記でした(笑)・・・こんなんじゃ留学記とかは出来ないな(爆笑)
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