私的キスシーンランキング発表編パート1@シークレットガーデン

評価基準は独断と偏見と愛と妄想余白。
シークレットガーデンのキスシーンを好きな順に並べてみようという企画記事です。

第12位(キスで入れ替わる?)

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理由

ジュウォンの右手の「グー」と「逃げ腰」と「首の力み」が非常にいい味を出してる。
ライムの「こっちコイヤー」な感じも良い。

男女入れ替わりをデフォルメする意味では大変素晴らしいシーン。さらにコメディー要素も含んでいる。 前半部のある意味象徴的シーンの1つと言っても過言ではないかも。

ただキスという行為が本来意図するべきもの(愛しいからする)とは別の意図でのキス(入れ替わりたい)だから、恐らく本人達も「ファーストキス」がコレという認識はないはず。だって自分の唇にキスしているんだもの。

甘い行為というよりは、実験や検証に近いキス。 入れ替わってる二人の輪郭を強めるという意味とコメディー的な意味では面白いシーン。だけれど私がキスシーンに求めるものとは趣が違うシーンなので12位にしました。

ヒョンビンの細かさに拍手!

第11位 (実はずっとファンでした)
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理由
素晴らしいなー。何がって?

このヒョンビンの演技が。

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アシ 
主役二人のキスシーンを抑えて11位にしたのはこのヒョンビンの素晴らしさ故。

シークレットガーデンがファンの心を掴んだ理由はもちろん童話的な美しさや愛しさもあると思うけれど、悲恋に傾かないようにこういうシーンが随所に用意されている点も1つの理由かと。バランスが本当に良いんだよね。

ヒョンビンの細かさに拍手! (2回目!) ちなみに1枚目の写真の背景にキャラクターらしきものが友情出演してます。すげーツボ(笑)

第10位 (他の男のことで会いに来るな!)
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理由

以前ガチで教授に提出した論文の中で私はこの手のキスを「刻印型キス」と名付けてました。(キスシーンのことばっかり書いている奴がいて、あの老先生ウンザリだっただろうな・・・)
こういう無理やりのキスが肯定的評価を受けるのはなんだかんだ表現芸術の世界でのみだと考えてます。だからこそ、ドラマでの刻印型キスは素敵なのです。現実世界でやったら迷惑防止ウンチャラになってしまう可能性もありますし。

刻印型っていうのは要は「お前は俺のものだ!」という意思表示をするためのものという解釈。そして男を強烈に意識させる要素もあり。 縄張り意識とかマーキングと同義

スタントウーマンであり、男社会で生きるライムと、ちょっとズレててどこか頼りない御曹司という性格的要素を、たった1回のキスで逆転させることが出来ます。こういうキスは。

強引にキスされれば「あーやっぱり男の人なんだな、力では敵わない」ということを強烈に意識しますしね。 ライムみたいな女性を相手にしてるからこそ、刻印型キスって重要だと思います。ライムは強引に行かないとたぶんダメな子ではないかな。

ライムはこのシーンでめちゃくちゃ抵抗して、怒って帰っていきますけれど、家に帰って寝る前にこのキスをどういう風に思いだすか? この余白が美味。

「なんて最低な奴なんだろ」まずはそう思うだろうけれど、やっぱりドキドキすると思うのです。 次の日も、また次の日も、結婚した後もふと思い出す。 刻印型キスは余白にこそ意味があり。

第9位 (韓流スターの初恋)
suru

理由

歴史を感じます。ユン・スルの無防備な感じに。
何が起こったかを把握する間。 キスした側とキスされた側のタイムラグ。こういう表現をユン・スルというクレバーで強い女性キャラの過去として持ってくるところにグッとくる。
認識のタイムラグってのは私的にいつもキュンとするポイント。
こういう双方の認識のラグだけではなく心と体のタイムラグもある。 例えばイタキスの入江君のラグはこのパターン。琴子にキスするはずじゃなかったのに、勝手に身体が動いて、あとからびっくりしてるシーンありましたよね。@ジョセフ

ちなみにこのシーンをとても可愛らしく仕上げてるのはラグだけではなくて、衣装も重要ポイント。 ウエアーの厚みが引き寄せきれない適度な距離を演出してる。これが別のもっと薄い衣装だともっと身体が密着してると思うんです。だけど二人のファーストキスにはこのウエアーの厚みがベストな気がしてます。遊び人と怖い女の過去がウエアーでもどかしい距離だったなんて素敵じゃないっすか。

ちなみに、後半のスル姐さんが良すぎ! 素直に慣れない怖い女子ってなんであんなに愛しいんでしょうかね。

第8位(人魚姫の新婚初夜)

syoya 

syoya2
理由

このキスシーンはキスまでの流れが本当に素敵です。 やっと結ばれたという重いシチュエーションなんだけど、それを可愛らしさでデコレーションした極上の演出。

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 raimu

 jj

はぁ・・・・キュンキュンするっ♥ 好きで好きで、愛しくて愛しくてどうしようもないんだろうなーとか考えると・・・心拍数上がります。(人間って死ぬまで何回脈打つか人それぞれ決まっているらしいので確実に寿命縮んでますね)
攻めるジウォンちゃんのかわいいことかわいいこと。童顔ってズルいな。

新婚初夜までいつもの関係を崩さない二人に「きっとおじいちゃん、おばあちゃんになっても相変わらずなんだろうな」と思った。でもそんな「相変わらず」の二人がキスを始めると途端スイートモードでその落差の激しさが本当にかわいい。

で、でも思ったより順位低くないっすか?1位とかでも良くないっすか? とお思いの方もいるかも。

そう、本来なら1位争いしててもいいんだよね、この素敵キスシーン。 じゃあなんで8位なのか。 それは、台本が透かし見えちゃったことに全ての原因がある。

最初に見た時にやけにジウォンちゃんの姿勢が右サイドに傾いてるなぁーと思ったわけですよ。あっきっとこのあと右回転するんだなっと。んで案の定右回転。 ルーティンワークが予測出来てしまった。

気になってメイキング見たら、キスしてる二人の横で監督が「はい!そこで回転して!」みたいなことを言ってるわけです。

やっと結ばれた新婚初夜。素敵に撮りたいと思えば、気合も入るでしょう。 事細かく指示したくなる気持ちもとーっても分かる。 だからそこに罪はないんだけれども・・・「あっ、指示された動きだなっ」っていうのが視聴中に分かってしまうとやっぱり少し現実に戻されてしまう。

人間の心理と演出って通じる部分があると思う。ナチュラルに力まず出来ると予想以上の結果が出て、こだわって力みすぎると変に力が入っちゃう。 難しいもんですね人間ってさっ。

・・・・・パート2に続く。

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