接吻論前書き(卒論風に書くの巻き)

シークレットガーデン「私的キスシーンランキング」なんていう記事を書こうと企み中。

唐突に語り出しても良くないので前書きとして私的「接吻論前書き」なんていう気持ち悪い記事を書いてみようと思う。

書き口は卒論風です(笑)

まず初めに、今のワタシが存在するのはこの世に「キスシーン」というものがあったからだと言うことを断言しておく(笑)

家庭の教育方針だったり、本人の興味の有る無しはあるが、私と同い年の日本人で「ドラマ」を一度も見たことが無いという人間はほぼいないと思う。それ程「ドラマ」は私たちの日常に浸透している。

ところが、「見たことがある」から「ドラマ好き」となるとかなり数が減ってくる。※ここでいうドラマ好きとはドラマのレビューを書いたり、他人のレビューを読んだり、週に何本もドラマを見たり、DVDを買ったりする人の事を指す。

「見る」だけではなく「見て→考え、語り(発信し)、他人の意見を受信し/意見交換をする」

このような「プロセスが自分の中で構築されている人となると、学生時代にはクラスに4.5人いるかいないかだったのではないだろうか。

そして、私がそういったプロセスを構築してしまった理由こそがまさに「キスシーン」なのだ。(なんてこった 驚)

ストーリーをなぞって、共感し、反発し、時めく。 「見る」事のみでもドラマは十分楽しむパターンが用意されている。 ところが「ドラマ好き」という人種はそこに口が加わってくる。即ち「どうにか語らせてくれよ!頼む!」という自我の芽生えだ。

自我の芽生える理由は人それぞれだと思う。衝撃を受けるようなドラマとの出会い、好きな俳優さんの見事な演技、脚本家や監督に惚れこんだ時、等々。

そして私にとってその理由が「キスシーン」だっただけなのだ。(だから鼻息荒く語りだしても許して下さい 汗)

ひとえにキスシーンといっても様々なシチュエーションがある。

「偶発的なもの」「突発的なもの」「思いを告げるサインになるもの」「暴力的なもの」「笑いの要素を含んだもの」「別れを告げるもの」「母と子のきずなを描くもの」「恋人の日常を描くもの」「マンネリを表現するもの」等々。

そしてこういったストーリー上でのシチュエーションだけではなく、ロケーション=「どこでするか」や天候=「晴れ/雨」また時間帯「夜/朝」という要素もキスシーンでは重要なポイントになってくる。

例えば、朝ベッドでキスしている男女の1シーンを見れば、ある程度の期間付き合ったカップルだろうことが容易に想像できるだろう。

過ごしてきた期間や、カップルの精神的優劣、キャラクターの積極性や消極性、これらをセリフ無しで感じとることが出来るのがキスシーンなのだ。

また、シナリオに書かれた設定や天候以外にドラマでは演じ手の身体的特徴も加わる。 身長差、手の大きさ、唇の厚さ、髪の毛の量、まつ毛の長さ。 これらの条件がキスシーンの美しいフォルムを生み出す。

そしてキスシーンの最も重要な要素はストーリーに置ける境界線の役割だ。

「手をつなぐ」ことや「ハグをする」という行為は友達付き合いでも行われるのに比べ、キスは大抵友達とはしない。 つまり1段階上の愛情表現なのだ。 そのため「キスをした」という事実「前」と「後」では大きく何かが異なってくる。即ち大きなターニングポイント=境界線になるのだ。

このようにキスシーンを掘り下げてみると実は結構奥が深かったりする。 この泥沼にハマったが故に「考えること、語ること」を覚え、ネットでこういうスペースを立ち上げている。つまり今のワタシが存在するのはこの世に「キスシーン」というものがあったからなのだ。

たまたま私にとってはキスシーンだったという言い訳だけは聞きいれてほしい(笑)

ちなみにキスシーンって凄いなぁと思い初めた頃に見ていたのがキムタク主演のラブジェネレーションだった。付き合うことを決めるキス、仲直りのキス、浮気のキス(あれはキツかった)、学校で語りたくて仕方なかったなー(笑)

ヲタク自我が芽生えるきっかけって人それぞれ。 私のきっかけはキスシーンだったのだと思う。

以上 「接吻論前書き~私が減らず口になってしまった理由はまさに「口」なのだった」 でした。

ということで。前書きを書き終わったので、キスシーンについて心おきなくブログで晒して行こうと思います。

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