※ きりのいいところまで、タイプして、戻ってきました。1記事で終わらん(笑)ということでパート1です。
中国映画週間にてずぅーっと見たかった愛を見てきました。
イントロダクション
北京と台北を舞台に8人の男女の運命が交差していく。
方柔伊(舒淇)は大富豪の陸平(鈕承澤)をパトロンに持ち、何不自由ない生活を送っている。しかし、本当にこれが幸せなのか? 彼女の中でそんな疑問が芽生える。そして李小寬(阮經天)という純朴な青年と出会って彼女の運命が変わっていく・・・・。
李小寬の妹、李宜珈(陳意涵)は悩んでいた。何故なら親友、陸心霓(郭采潔)の彼氏(彭于晏)の子を身ごもったから・・・。そしてついに心霓が事実を知る。 一番大好きな人と、一番の親友を失うのか・・・・。
父の愛情を知らない企業家、馬克(趙又廷)。彼は、ある日不動産業を営むシングルマザー金小葉(趙薇)と出会う。父を恋しがる小葉の息子豆豆。そんな豆豆に彼は自分が父親だと嘘をつく・・・・。
ほしい物は愛なのかそれともお金か? 友情と愛を天秤にのせたら? 孤独な金持ちと、懸命に生きるシングルマザーが出会ったら?
こうやって並べてみると、ギミックはありふれてる。 それこそ、何百年前から描かれてる古典と通じてるといっても差し支えはないかも。
だがしかし、なんででしょ?とっても特別な物を見たような気分になるのは。 ズルいな~と言わされちゃうのはなんでなんだろ?(笑) それは、アレです、ズルい人がズルい人を集めて作った作品だからですね。きっとこれが正解だ!(笑)
ズルい人達が大好きな人にはかなりオススメな作品ですので、お味見を是非に。
以下ガッツリネタバレ含みながら・・・・・
とりあえず、一番私が萌えたパートは趙又廷と趙薇のパートです。 ストーリーの持って行き方は、容易に予想できてしまうものなのですが、そこで描かれるちょっとした心の動きだったり、マークとヴィッキーが持ち込むテンションだったり、開ける引き出しが、ズルすぎてひたすら悶死してましたよ。
得に一番、参ったのがコチラのシーン。
彼らはこの日まで2度、男女としてお互いの身体に触れる。1度目は息子豆豆をだますための嘘のキス。2度目は、馬克が欲望を抑えられずに小葉にキスをする。そして戸惑う小葉は馬克を殴り、馬克はそんな小葉を「これだけ協力したのに」と怒鳴ってしまう。
1度目はウソ。2度目は準備不足。 そして3度目のチャンスが来る。 息子豆豆の運動会にかけつける馬克。そして、小葉は彼の優しさに触れて、二人きりの時間を作る。 母一人、子一人で生きてきた女性がたった一人の男性のために無理やり2時間の時間を作る。
1度目や2度目と違い、お互いの気持ちは通じ合ってる。 3度目の正直。
だけど・・・・馬克はキスはしないのね。 小葉は彼を受け入れる準備は出来てるのに馬克はあえて、しないの。 それは彼女が大切に扱われるべき女性だと馬克が思ってるから。本当の愛が芽生えてるから。 今まで彼がしてきたような女性の扱い方は彼女にはしてはいけないから。 彼女の全てを受け止める気がないなら、安易に彼女の世界に足を踏み込んではいけないから。
だから、馬克はキスはしないのです。 (というあおたの解釈です。でもその流れは間違いではないはず)
一方の小葉はたぶん、彼が責任を取れないことはわかってるのです。わかっていて、一度抱かれてもいいと思ってる。 でも、彼が自分にキスをしなかったことで、余計に彼の誠実さに触れるのね。
赤いドレスを着て、チープな演出をして・・・たぶん、後腐れなく終わらせてあげられるようにしようという、小葉なりの優しさだったかも。あの、コミカルな演出は。 でも、馬克は優しく抱きしめて帰っていってしまうわけです。自分の世界に。
彼には彼の世界があって、彼女には彼女の世界がある。夢見る女の子だったらお互いの世界を共有したいと思うけれど、小葉はそんな夢は見ていないんじゃないかな。
この大人の男女が、それも何度かキスをしてる男女が、心が通じ合ったときに「あえてキスをせずに、優しく抱きしめあう」という描写に、腰へのダメージ無視して(現在ぎっくり腰中ナリw)震えましたね。
冒頭に、マークちゃんがスーチー嬢と愛の無いキスをするシーンがあるから尚更、ここの描写の輪郭が浮き立つわけです。 マークちゃんの優しい言葉の置き方と眼差し、そしてヴィッキー姐さんの照れながらも二人の関係が進展することに期待している感じ。 お見事すぎました。
んでもって、嘘と欲望とプラトニックの段階を経て・・・・ある日・・・
ド直球で、彼は彼女の世界にやってくるのです。 自分の世界の飲み物を手土産にして。
美しい、ただただこの流れが美しい。このマークの表情が素晴らしい。 だって、小葉は彼が自分の世界に飛び込んでくるなんてこと、1ミリも期待していないんだもん。 豆豆の父親である台湾人の男性がそうであったように、彼は自分を通り過ぎていくと思ってたんだもん。だから、まさか下車すると思っていないわけですよ。
・・・・・なんにも言えねー。素敵すぎる。
他のパートも素敵なんですが、キスした後にあえてプラトニックな描写をやられちゃうと・・・心臓持ちません。
続く。
ぎゃー。萌え死ぬwwwwwwwwww
ごめんなさい。これしか言えない。
というか、観たすぎるwwwwwwwww
それでね、マークちゃんとの演技の呼吸が合いすぎて、ヴィッキー女史初監督作品の主役はマークなんですよね(知ってたらごめんなさい)。
私はその作品も観たいのです・・・・・・。
だって、微博にアップされる二人の写真がどれも「目で会話してる」信頼度の高さの「なんもいえねー」写真ばかりで、ほんとに萌え死ぬんです(悲鳴)。
>ホイメイさんへ
鼻血10メートルぐらい飛ばす勢いでしたwwww
マークちゃんと年上女子の親和性が凄まじ過ぎます。 母性本能をくすぐるというかなんというか・・・。ズルイ!
>それでね、マークちゃんとの演技の呼吸が合いすぎて、ヴィッキー女史初監督作品の主役はマークなんですよね(知ってたらごめんなさい)。
そうなんですね♪♪♪ 微博の写真は見かけていたのですが、あれはなんだろうなーと思ってました。楽しみすぎます!是非是非みたいです(*´∇`*)今度は20メートルを目指したい!(戯言w)