<この記事は映画ハーバークライシスのカットシーンについて、ウザく語っている記事です。そのためハーバークライシス本編のネタバレをがっつり含みます!>
前回記事にした「ピアノバー小晴救出編」は、全面カットされていながらもヒントが多かったため、恐らくストーリーの流れは掴めたのではないかと思ってます(笑)
しかし、今回ご紹介する「臨海バー編」は非常に情報が少ないパートです。そのため、かなーり妄想の強い内容になっております。話半分、いや、アオタの2次創作だ!ぐらいに思って読んでみてください(汗)
さて、臨海バー編を探るキーワードはズバリ「西派組長に口出しが出来るのは会長か大雁だけだ」です。
映画版痞子英雄では会長と大雁兄貴は不在。つまり、登場する三連会キャストの中では西派組長(以下西堂主)が最強ということになります。しかもダーフーが思いを寄せている小晴は西堂主の情婦です。彼がダーフーにとって恐るべき存在であることは間違いありません。
しかし、本編ではほとんど出番のなかった西堂主。恐らく、相当カットされたのだと思います。ちなみにコチラ↓の写真は監督が公開したカットシーンの写真です。
一番左上、ピアノバーの陳琳と、英雄の写真以外は、恐らく西堂主関連のシーンだと推測できます。ここで私が注目したのが2段目左の写真。
拡大したものがコチラ。
中央にいるのは間違いなく阿同。そして装飾品を分析すると場所は臨海バーだと思われます。
↓臨海バー装飾 ランプシェードの形が完全に一致。
日本版カットシーンの中には阿同が臨海バーを訪れるシーンがあります。それが↓コチラ。
ダーフーを探しに臨海バーまでやってくる阿ken。ダーフーの弟分を容赦なく脅す。
騒ぎを聞きつけて、バーから出てくるユエン。
「それはうちの犬だ」と阿kenを牽制する。
ユエンの言葉を聞き、帰っていく阿同
このシーンでわかることは、阿同とユエンは、三連会員ではあるけれど同じ派閥ではないこと。そして、阿同もユエンの縄張りには容易く手が出せないことです。
しかし、監督が公開したシーンには阿同が仲間を引き連れて臨海バーを訪れているシーンがある。
何故訪れているのか? 二つの理由が考えられます。
① 仲間と遊びに来た。
② ユエンを殺しに来た。
しかし、阿同はユエンより三連会での序列は低いはず。 ということはバックには別の人間が絡んでいることが考えられます。 そして、該当する人物は西堂主のみ。
とはいえ、西堂主といえども、理由なくユエンとダーフーを消し去ることは出来ない。 何かネタがあるはず。 そう考えると、裏取引の情報をユエンに流したのも、組織の金をダーフーに使い込ませるよう仕向けたのも西堂主の計画だったのではないか?と考えることが出来ます。(妄想解析)
そもそも、ダーフーにお金を預けたのは西堂主なのです。 ダーフーを試すようなそぶりをしていた西堂主が何故ダーフーに組織のお金を・・・?
もし仮に全てが仕組まれていたとしたら・・・・・なんというクレバーで恐ろしい男、西堂主。 流石は「口出しが出来るのは会長か大雁だけだ」と言われるまでの男です。
そしてついに、準備が整い、邪魔なユエンを消しに来るのです。
そして、ユエンは消されてしまいました。 以上、おしまい。
そんなわけにはいきませんよね(笑)
西堂主最大の誤算。会長と大雁、以外の「唯一無二の例外」が臨海バーに遊びにきていたのですから。(妄想解析)
以下 三連会内部抗争パートがあった説に基づく妄想脚色による、妄想解析ですw
※ 阿同が臨海バーにいる理由が、ユエンを殺しに来たためであると仮定したものです。
三連会は裏切り者を許さない。
だったら簡単なことだ、「ヤツらを裏切り者に仕立て上げればいい」
小晴とダーフーの噂を耳にした時、彼の中で何かが弾けた。 自分の手を汚すまでもない、後は阿同の犬を遊ばせればいい。
「ユエン出て来い」 店中に阿同の声が響き渡る。
よりによってあの人が来ている日に・・・。ユエンは内心舌打ちをした。
裏口から彼女を連れ出すよう、手下に耳打ちをする。こんなところ、彼女にだけは見せてはいけない。
「阿同か・・・何のようだ?」
足を引きずりながら、ユエンが奥の部屋から出てくる。
名誉の負傷。会長のためなら足の一本や二本どうってことない。
「おかげでこんな犬共に舐められることにはなったがな・・・」 ユエンは低くつぶやいた。
西堂主からお許しが出た阿同はご機嫌だった。 ただの殺しではない、あのユエンを殺せるのだ。そこらの雑魚相手とは分けが違う。
会長のお気に入りユエン。
裏切り者として始末するなんて、これ以上愉快なことはない。
「裏切り者を始末しに来たのさ」 楽しそうに阿同が吐き捨てる。
そして次の瞬間・・・・・
ユエンの首元にはひやりとした感触があった。
”こんな人間が三連会の一員とは情けない。ただ殺しを楽しんでいるだけじゃないか” ユエンは静かに思った。
ナイフに少しずつ力が伝えられていく。阿同は明らかに楽しんでいた。ユエンの首には血が滲んでいく。
「お前はハメられたんだよ、あの取引は西堂主が仕組んだものさっ」
阿同の顔が歪んだ。笑っているのだ。
しかしユエンは一歩も引かない。ただ冷めた目で阿同を見つめている。
”こんなヤツに怯えている姿など見せるものか。元々会長に預けた命、心残りなど何も無い・・・もしあるとすれば・・・・。”
〔ガシャーン〕
カウンターから大きな音が聞こえた。グラスの割れる音。そして・・・
怒りに燃えた彼女がそこにいた。
「誰だテメェーは」 阿同の手下が叫ぶ。
なんという無知な叫び。
「その人が誰だかわかって言ってるのか」 ドスの聞いた声が店中に響き渡った。ユエンのあまりの迫力に、阿同も思わず怯む。
そして華奢な少女は一言つぶやいた。「ユエンから離れなさい」
せっかくのお楽しみを奪われた阿同は、身体が冷えていくのを感じた。
怒りに心が震える。 やり場の無い怒りは、「あの無知な手下」に向けられた。
阿同が手下を力いっぱい殴りつける。
「やめなさい!説明して」 少女が叫んだ。
臨海バーが静まりかえる。
阿同に痛めつけられた手下は、不思議そうに少女を見つめていた。
最近入ったばかりの新入りなのだろう。知らなければ仕方ない・・・少女はあまりにも華奢なのだ・・・
「ただの痴話喧嘩ですよ」ユエンが彼女に微笑んだ。
この程度の嘘で彼女を誤魔化せるわけがない。 そう知りつつも彼は笑った。
「さっさと出て行け!店仕舞いだ」
阿同は少女にお辞儀をし、渋々店を出て行った。
少女はユエンに何も聞かなかった。 いや、何も知りたくなかったのだろう。
ただ、ユエンの首の血を無言で拭った。
「また来るね」 少女はユエンを振り返る。 その瞳には、優しさとやり場の無い怒りが映っていた。
ユエンは思わず目を逸らす。 こんなはずではなかったのに。
店を出て行く陳琳の背中にユエンは深々と頭を下げた。
少女を乗せた車が走り去っていく。
ユエンはそれを見送ると、手下を大声で怒鳴りつけた。
「なんで、早く連れ出さなかったんだ!」 怒りに声が震える。
「でも・・・あのままではユエンの兄貴が・・・・」 手下が思わず言い返した。
無言で空を見つめるユエン。
少女が走り去った方向に、ユエンはもう一度、頭を下げる。 地面に頭が着きそうなほど、深々と何度も・・・
も、妄想が過ぎる(爆) 前回にもまして、アオタの超絶脚色をつけて、妄想解析してみましたwwww
タイプしてたら、ユエンメインになってしまった不思議w 枯れオジが好きです。 陳琳に派手に戦わせようと思ったんだけど、ドラマ版で若手に囲まれているシーンがあったから、阿同クラスが陳琳を知らないのはおかしいな、と方向転換させてみた。
陳琳が臨海バーで机を振り上げたこと、 阿同が臨海バーに乗り込んできたこと。 この二つをアオタなりに結んでみました。
阿同が飲みにきていたのだとしたら・・・wwww
ちなみに、ドラマ版を見ていない方のために、陳琳さんの細かい描写は今回の記事も前回の記事も避けて書いてみました。 気になる人はドラマ版を是非! (そして、皆 西英ちゃんに釣られるのだ。←むしろそれが正解!)
なんとかカットシーンを含んだものを公開しようと動いてくれているようなので、早く本物の陳琳パートを堪能したいです!
以上、臨海バー陳琳カットシーン妄想解析編 でした。
映画本編で高捷が出てきたときはおぉ!と思ったのでユエン萌え歓迎です〜(笑) 陳琳ちゃんとの絡みがあったら、嬉しいな♪ 陳琳ってドラマで、ちゃんと「おやじに囲まれるのが似合うキャラ」を確立してるので映画でそんなとこが出てきたら脳内拍手してしまいます。
ドラマで陳琳パパの秦沛も絵的に「同じ気質の人間だ」という親子の雰囲気が出ていて、いいキャスティングだな、と思ったのですが、蔡監督はベテラン重鎮俳優の使い方もうまいですね。
あと、陳琳ちゃん@首部曲のメイクがきついのが気になります。3年間に何があったんでしょうね?西英ちゃんは職場でちょっかいを出す勇気ある男子がいても、ひたすら優秀に仕事してそうな気が。(涙)
>CKさんへ
CKさんこんばんわ♪♪♪
陳琳カットシーンなんて言いながらユエンに熱くなってしまいました(笑)
映画版三連会は裏社会的怖さが全面に出ていて、大雁哥が大好きな私にとっては切り取り方が少し物足りなかったのですが、高捷@ユエンの渋みでかなりの部分埋めてもらいました!渋み最高です!
陳琳パパしかり、ユエンしかり、老李しかり、監督は要所要所で「渋み」を使うの上手ですよねー。若手キャストの勢いや魅力ももちろん素晴らしいですが、彼らの起用によって、ぐぐぐーんと奥行きが広がるような気がします。
>陳琳ってドラマで、ちゃんと「おやじに囲まれるのが似合うキャラ」を確立してるので
そうなんですよね!!!おやじ達と、華奢な陳琳のコントラストが私的にかなりツボでした!!!! 陳パパの琳には甘い感じも好きです(/▽*\)
陳琳のメイクはどうしたんですかねー(苦笑)ナチュラルメイクに目覚めたんでしょうか(笑) 英雄は過去と言われても納得できますが、陳琳はちょっと難しいかなーとは思いました(笑)アイビーちゃんもすっかり売れっ子になっちゃって纏う雰囲気もレベルが上がっちゃってるんですよね。より洗練されているというか・・・。
西英ちゃんはちょっかい出されてもバッサリやりそうですよねー。そんな西英ちゃんが英雄のためには、無理をしちゃうというところが私の萌えポインツだったりします(照)正直映画版の次回構想にはフルスロットルで萌えられないのですが(やっぱりドラマの続きが見たい!)西英ちゃんが英雄を好きになった過程はものすごーく気になる私です。