雪山飛孤28話~最終話感想

さて・・・。雪山飛孤の感想をやっと書く気になりました(笑)

気持ちが落ち着くまで「待とう!」と思っていたんですが、ここにきてようやくですw安公主の新作情報も出てきて心にゆとりが持てたのかしら(笑)

以下ネタバレ注意!!

まず感想を書く前に、前提としてこの作品が「つまらなかった」との感想は持ってません。面白い部分もありかつ興奮する部分もあった作品だと思っています。

ということで以下28話~最終話までの感想ビックリマーク

まず私にとってこの作品は主役を無視して程霊素と田帰農のお話でした。

物語の主役である胡斐は外伝以降のお話ではほとんど注目することもなく終わってしまった感があります。(私が女優専門職のせいもあるかもしれませんがw)

前回27話まで感想を書いたんですが28話以降は正直一部相当視聴が辛い部分があり、かつ、後半に向けてどんどん鬱シーンが増えていったので見続けるのは少し勇気がいったのが事実かと。個人的には程霊素が登場し、そして死んでしまうまでのお話が一番集中して見れた部分で程霊素登場前と程霊素が死んでしまった後はやや気持ちが入らなかったかもしれません。

ただ前回アテナ姐さんは袁紫衣のニュアンスとは違うかな?なんて書きましたけど、ニュアンスは違うなかで28話以降の袁紫衣の死にざまには号泣しました。本当に理不尽・・・。

本来原作では外伝部分には袁紫衣は出てこないわけですけど、本作には登場し、悲劇を描いているわけです。そういう脚本が最初から出来上がってたのであれば原作年齢よりはかなり高めのアテナ姐さんをキャスティングしたのも少し納得しました。だって外伝以降に数年間耐えてきた袁紫衣を演じるとなるとやはり10代ないし20代前半の女優さんでは少し説得力にかけるのかも・・なんて。

たしかに演技力でカバー出来るかもしれませんが、演技だけではなかなか「酸いも甘いもかみ分けて纏う雰囲気」を表現するのはちと難しいのかもしれませんね。まぁだから袁紫衣の死に際のシーンでボロボロ泣いた私としては結果としてアテナ姐さんで良かったかな~なんてそれなりに納得してますwただ泣いたけどどうしようもない気持ちにさせられたのも事実。

何故なら原作では本来袁紫衣は死んでないですし、それに苗大侠、無塵道人、阿四おじさん等が死んでしまうのもなんだか悲しかったです。そんなに殺さんでもよかろうにあせる

結局のところ最終ヒロインが若蘭であることを無視しない(改訂しない)以上、紫衣がなんらかの形で退かなければいけないわけで、原作では尼さんだったから実りませんでしたがドラマではその設定を採用しなかったからこういう結果だったのかな・・・。 尼設定の方がずっと辛くなかったよ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

この尼さん設定といのを採用しなかったからこそ紫衣のニュアンスが違ったのかなとも我は思うわけです・・・。というのも尼さんであった紫衣は原作ではそもそも登場時点から胡斐との恋が実らない事を自ら知っていたわけで、思いはあったとしてもいつも一歩引いている存在でしたが、ドラマ版では出家前の身ですから原作とは違い胡斐との恋を成就したいとの思いを持っていた。そこがやはりニュアンスというよりも相当違う点かな。

それ故に紫衣が死んでしまう流れは非常に辛い。 だって結ばれたくて、結ばれたくて程霊素の命をも背負って幸せをつかもうとしたわけなのに・・・あんなうかつなミスによって・・・。

あれは脚本家も相当ドSですよ。 もう我はあの痛々しい展開には茫然としてDVDを一時停止させましたもんガーン

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さぁついにその若蘭のうかつミスについて重い腰を上げて語らねば(苦笑)

もう正直これはヒドイっす。安公主ファンであるが故にあそこで水を上げちゃうシーンを見た時は血の気が引きました。ドン引き・・・。

彼女が結果として霊素と紫衣の思いを一瞬にして消失させてしまったのだから罪があまりにも重い・・重すぎる。

だいたい若蘭のキャラがあんなにワガママってどういうことなの?(というイチャモン)

彼女は父の後悔の背中を見て育った、奥ゆかしい人間であったはずなのに・・・。それなのにドラマ版若蘭は紫衣の命をうかつにも奪ってしまっただけではなく、苗大侠が殺される流れも彼女の衝動的な行動によるもの・・・。

まぁ後半は若蘭のまいた種を英雄好漢達がなんとかするために奔走するというストーリーでしょうか・・。福公安に傷ものにされるという設定は誰が考えたのやら・・トホホ・・・。

しかし後半スパイとしてもぐりこんで父の敵を目の前に一人孤独に戦うところはそれなりに良かったと思いますし、設定や脚本には納得できない部分が多々あったけど安公主の演技自体は満足でした。う~ん・・でもこれで安公主嫌いの人が増えていないか心配ですが(苦笑)

それからお次は田様について! この作品の主役は田様だっけ?と思うほどの目立ちよう(笑)

最終的には物語中最強の力を手に入れてしまってびっくり。

しかもその力が左右互縛術だっていうんだからさらなる驚きです。

・・・私、老頑童大好きなんですよー。だから名前が出てきたときはキャーとか思いましたけどwでも田様に習得されちゃうのはどうも受け付けなかったようですwだって左右互縛術言ったら我が愛する小龍女が得とくした技ですよ!しかも郭靖は修得できたけど、黄蓉は習得できなかったはず(たしか)。

技の習得難易度も高い技だと勝手に思っていたので、田様があっさりと習得していく様には唖然でした(苦笑)だいたい、あの技って純粋なものじゃないと出来ないイメージがこびりついているので腹黒い田様が習得出来た理由がわからないあせる

老頑童、郭靖、小龍女といずれもやや天然純粋型ですけど・・・田様もこの系列だったとは!?まぁ彼にはそういう才能があったのかな?と納得はしてますがね。(あんま納得しとらんけどw)

結果として最後の最後まで粘ったというか外伝までずっと田様が出てくるとは夢にも思っていなかったので、田様のご活躍を見るたびに原作との違いを感じましたかね。うんうん。

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最後の総合的な感想。

ジリアン@霊素は萌えた!! 私が胡斐だったら霊素を選んだねw正直ジリアン@霊素は原作よりも良かったです。 兄さんが自分を見てくれないことに

スネちゃうシーンなんかはかわいくて、かわいくて・・・ラブラブ最後の死に様にも泣いたし・・良いオナゴでしたよ。

霊素がいたからこの作品を見て損はなかったと思いました!

後は原作との違いについて散々書き散らかしてきましたけど、ドラマでオリジナルの展開に持っていくのは全然否定しません! オリジナルにすればこその新たな魅力も生まれるだろうし。ただ後半オリジナルの度合いが強くなるにつれて鬱なシーンが増えていったのは非常に辛かったですヽ(;´Д`)ノ

若蘭が苗大侠の死体と対面するシーン等々、あんなマゾイことする必要はなかったのにな・・なんてね。だから原作通りやってくれた方が満足したかもしれません・・・。

馬姐さんとかも父親の死よりも男が大事なキャラに変貌してたし(笑)

取りあえず全体の感想としては安公主ファンとしては辛く、ジリアンファンとしては幸せでw

今まで見た古装作品の中では今のところ最下位かもしれませぬあせる

それなりには楽しめたけど、他にもっと面白い作品があるしね・・・。それから最後に・・・霊素のセクシーシーンにはビックリしたぞいビックリマーク

あのシーンのジリアンの表情にはドキドキさせられました。

露骨な描写をしなくても想像の余白を与えるだけであれだけセクシーなシーンに

なるというお手本w まぁ凄い展開でしたがね
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